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病気と闘う猫健次郎の通院で話したことについてです。
前回の通院から2週間。
その間に健次郎の体重の減少が更にあり、益々動けない状態に
なってしまいました。
暫くぶりにみた先生は、その進行の速さに驚いていました。
毎日見ているとあまり感じなくなる事が多いのでしょうが、
その進む速さは、毎日見ている私たちにでも、容易にわかり
健次郎の体で、何かが起こっていることは、分かっているつもりでした。
分かってはいても、開口一番「これは・・・異常です。」と言われると
やはりそうなんだろうと、改めて思わされました。
そして、「(もしかしたら)もう1週間もたないかも・・・」と
いう様な主旨の話をされました。
あまりに進行が早いからです。。。
その健次郎の生命を脅かしている病気の正体は、詳しい検査を
しないと(MRIなどの)分からないですが、多分、
免疫介在生の運動神経系の疾患で、骨格筋が炎症を起こして、
筋力の低下や筋肉の萎縮が起こる病気の可能性が高いそうです。
この病気の原因は今書いたように、詳しく検査をしないと
分からないのですが、自己免疫疾患に伴うもの、感染症によるもの
薬物によるもの、腫瘍が関係しているものなどがあるようです。
健次郎の場合も、原因を特定するには検査になるのでしょうが、
もうそのような検査をする段階でも年齢でもないし、出来ないし
しませんが、先生は、MRIをしたり神経系の病気に詳しい
獣医師なら、もしかしたら原因が分かるのかも知れないと言っていました。
私も、家に戻ってから少し調べてみたところによると、
発症するのは犬が多く、猫は稀な病気のようでした。
健次郎の主治医は、もう少し若い年齢(10歳)とかでならあるけど
高齢でかかるのはあまり知られていないと言っていました。
ただ、もう病気になったことが、老化によるものと言っても
いい状態なのかもとも言っていました。
これだけ長生きしたから起きてきた病気なのかも知れないという事です。
細胞が萎縮して・・・それは脳の細胞だったり、筋肉だったり、
腎臓の細胞だって、もう精一杯頑張って生きたからこそ、起きてくる
言わば「寿命」とも言えることだと考えていいのかも知れないそうです。
先生は獣医としては「寿命」という言葉を使うことに少し抵抗が
あるとも言っていましたが、やはり命にはそういう期限があると
いう事なのでしょう・・・。
健次郎の今後は、どうなるのか。。。
筋力がもっと弱れば、ゴハンも食べられなくなるし、呼吸だって
苦しくなるかも知れない。
予想はつくけど、想像出来ないししたくない。
とにかく、苦しいことがないようにと祈るだけです。
今の健次郎は、まだゴハンも食べられるし、少しだけ歩けるし、
鳴くことも出来るけど、いずれはそれも難しくなるのでしょうね。
本当に進行がもっとゆっくりになりますように。。。
ゆっくりにならないにしても、苦しくありませんように。
それだけが願いです。
そして、独りのときに旅立たないで欲しい。
もう残された時間がわずかかも知れないので、今日はとりあえず
1週間分の薬をもらいました。
それと、貧血の検査をして、それは安定していたので、
エポジンの量をへらして、また週2回うつことになりました。
薬は、ステロイドがもしかしたら有効かも知れないので、
量を増やして飲ませてみることになりました。
それ以外の薬もとりあえず続ける事に。
飲み込むのが辛くないなら、飲ませない事で何か変化があった時に、
私が後悔しないようにとの事で処方してもらいました。
免疫系の病気かも、脳の病気かも、神経系の病気かもって考えた時に
こういう事態になることは、正直有りうるかもと私自身は思っていました。
なので、先生から話があった時に、やっぱりそうかとは思ったのです。
ただ、そこまで進行が早いとは思っていなかった。
だからまだ、もう週単位・数日単位で健次郎と別れなきゃならない
可能性があるという事を受け入れられません。
でも、どこか冷静な私もいて。今後何をするべきか、してあげたらいいのか
色々考えていたりもして・・・。
なるべく一緒にいよう。と思っています。