健次郎が甲状腺機能亢進症と分かって、最初に思ったことは、
いつからだったのだろうということでした。
健次郎の全身状態を観察していると、もしかしたら…と
思う点がいくつかありました。
まず、去年からの嘔吐の回数の増加です。ただこの時は
腎機能の低下も少し見られたこと、肝機能には問題がなかった事
などから、まだ大丈夫だったのだろうか、、、(と思いたい)
今年に入っても嘔吐は続き、胃酸過多と言われて治療をしましたが
あまり薬での改善があるように思えませんでした。(多少効いているよう
感じた時期もありましたが
)
今、一番後悔しているのはいつも半年に一度していたキャットドック
(健康診断)を、今まで通っていた自宅近くの獣医さんに元気なら
しなくても大丈夫では?と言われ、納得してしまったことです。
去年の秋にうける予定の検査をしませんでした。
今年の5月の検査でも特に問題はないと言われましたが、
採血量が少なかったため、私が気になっていた貧血の検査などが
できませんでした。
(健次郎が暴れたせいもあるが・・・)この頃から先生への信頼が
嘔吐の方は、強制給餌のかいもあってか減ってきて、体重の減少もなく
それを今までの先生に伝えると良かったと言ってくれました。
でも、今年9月の勉強会に行った時に、高齢の子の病気の話を講義の中で
聞き、健次郎にも少し甲状腺機能亢進症の症状に関してあてはまるところが
あると思いました。
活発性の増加です。肝機能の値も高くなるとの事で、今年5月の検査で
GPTがわずかですが、正常値より高くなっていたのも気になりました。
そこで、今度の健康診断の時に甲状腺の検査もした方がいいか訊いてみました。
それに対しても、元気があって全身状態がいいなら大丈夫ではないかと
言われました。
私はそれでも、健次郎の活発性が気になっていたのです。
元々活発な子で、よく鳴くし、おたけび(これも甲状腺亢進症の症状に
あるようですね・・・)も若い頃からしていましたので、病気の症状なのか
分かりづらくはありましたが、ホンの少しの微妙な変化なのかもしれませんが、
何か変かもと思うようになっていました。